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石井誠教授の直接リプログラミングによる肺上皮細胞の作製の研究成果が『npj Regenerative Medicine』誌に掲載されました

  • 執筆者の写真: HEIWA SOTOMURA
    HEIWA SOTOMURA
  • 6月23日
  • 読了時間: 1分

更新日:6月24日

当教室石井誠教授らの研究グループは、マウス線維芽細胞に4つの転写因子を導入することで、2型肺胞上皮様細胞(iPUL細胞)を約7日間で作製することに世界で初めて成功しました。

この研究では、iPS細胞などの幹細胞を用いずに細胞を直接別の細胞へと変化させる「直接リプログラミング技術」により、肺の再生医療において重要な細胞である2型肺胞上皮細胞を効率的に作製。さらに、この細胞を肺線維症モデルマウスに移植したところ、肺胞への生着および一部の細胞が1型肺胞上皮細胞へと分化する様子が確認されました。

この成果は、間質性肺炎やCOPD、重症肺炎などの難治性肺疾患に対する新たな治療法開発への貢献が期待されます。

本研究成果は、Springer Nature社が発行する国際科学雑誌『npj Regenerative Medicine』に、2025年6月23日付で掲載されました。


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